開国日誌

この日誌は異人ぺるりが書いたものを、魚屋 魚田政太郎(魚政)が翻訳したものです。

生誕祭間近

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過日。

生誕祭が近づいているが、今年は、我が艦でも、例年に比べて、盛り上がっていない。

幕府が開国を渋っているせいだろう。

部下たちも、母国のクリスマスを恋しがっている。

聖ニコラウスも、この極東の島国まで自力で やって来ることは出来まい。

富士山上空を飛ぶ、聖ニコラウスとトナカイたちを、この目で見てみたいものだ。

 

開国の日も近い。

 

 

※ 翻訳:魚田政太郎